新日本プロレス23日東京・後楽園ホール大会で「G1クライマックス」(7月19日、札幌で開幕)のAブロック出場者決勝戦が行われ、タイチ(45)がカラム・ニューマン(22)に敗れ、昨年に続いてG1出場を逃した。
序盤からカラムの勢いに押され気味な場面が続いたが、蹴り技を連発し、天翔十字鳳もズバリと決めて意地を見せつけた。試合が15分を過ぎると、2人の戦いはさらにヒートアップ。カラムに自身の得意技であるステップキックからのオスカッターを決められると、タイチも負けじとバックドロップを炸裂させる。
これで流れを奪ったように思えたが、ブラックメフィストを狙ったところで、リバースフランケンシュタイナーを決められて劣勢に。最後はプリンスズカースを食らい、3カウントを聞いた。
2年連続でG1への出場を逃したタイチだったが、試合後にはカラムの「また戦いましょう」という呼びかけに握手で応じ、抱きしめた。仲間である海野翔太に肩を借りバックステージに現れると「去年、落選して悔しい思いをして、キャリアの中で初めて引退もよぎった。だけど、もう1回って言ってがむしゃらにやって…2年連続届かなかった。やれることをやったので、この結果に悔いはないです」と潔く負けを認めた。
その上で「G1クライマックスは俺を必要としてなかった、それだけです。もはや俺は必要ないかもしれない。でも、諦めたわけじゃない。またG1が俺を必要とすれば、出る時はある」と必死に前を向いた。
タイチは15日の大阪城大会で、石井智宏とのタッグでIWGPタッグ王座を戴冠したばかり。王座を手に再び立ち上がると「G1だけじゃなくて、狙うものはたくさんあるから。今回はこのベルトがあって助かった。これがなかったら、また心が折れてたかもしれない。これがある限り、俺と智さん(石井)はまだまだ新日本でやってかなきゃいけない使命が残ってる」と拳を握った。












