連夜のミスが致命傷となった。西武は20日の巨人戦(東京ドーム)で1―2と逆転負け。ソフトバンクと入れ替わり、リーグ4位に転落した。
ターニングポイントとなったのは、1点を追っていた7回。セデーニョ、西川の連打で作った無死一、二塁の同点ないし逆転機だった。ここで2番・滝沢の役目は確実にバントで一死二、三塁の状況を作ることだったが、カウント1―1からの3球目を〝空振り〟。
すると飛び出した二走・児玉が巨人捕手・小林の二塁への鋭いけん制に戻れず、そのまま三塁へ進塁。ボールが転送され、三塁盗塁死となった。
結局、このチャンスを生かせずミスを犯した揚げ句に無得点。試合の主導権を手放し、最後は1点差に泣いた。
試合後の西口文也監督(52)は「やっぱりあそこはね、しっかり決めてほしいところ。(滝沢が)空振りしてしまって、飛び出しということで、本当に(前日と)一緒のような失敗をしているので」と苦言。その上で「そういう失敗をしてるようでは、チャンスはものにできない」と厳しく言い放った。
前日19日のDeNA戦(横浜)は2―1で勝利。しかしながら初回に西川、9回には古賀が捕手からのけん制で同じように二塁でタッチアウトとなっていた。2試合連続でバント失敗、走塁ミスが相次ぐ〝負の連鎖〟にはさすがに指揮官も渋面となるのも当然の話だろう。これまで繰り返してきたはずのミーティングにおける反省が、まるで生かされていないことを図らずも証明してしまった格好だ。
この日の敗戦により、交流戦初優勝の夢も完全消滅。ミス頻発による黒星は、痛恨の一敗となった。












