新日本プロレスのタイチ(45)が、「G1クライマックス」(7月19日、札幌で開幕)への出場者決定戦(23日、後楽園)に対する思いを明かすとともに来年以降の〝改善案〟を提示した。
昨年出場がかなわなかったG1の舞台を目指すタイチは、カラム・ニューマンとの出場者決定戦に臨む。15日大阪城ホール大会では石井智宏とIWGPタッグ王座を奪取したが、同日に発表された出場者20選手中16選手からは落選。「まあそんなに甘くないなって。逆にそうじゃなきゃいけないし。いくらタッグを取ったからって、去年も出てないし、今年シングルで何かあったかと言われれば何もないから」と冷静に受け止めた。
今に始まったわけではないが、出場者の〝当確ライン〟は今回もファンの間で物議を醸している。昨年出場し今年5月にIWGP世界ヘビー級王者・後藤洋央紀に挑戦したカラムや、現STRONG無差別級王者でもある石井が出場者決定戦に回ることに疑問の声もある。タイチは「明確にしてからやればいいんじゃないの? 例えば今年最下位になった人は(翌年は)予選からですよとか、条件を付ければいい。そういうことしないから『アイツは良くて何でコイツはダメなの?』になっちゃう」と提案。「まあ、あんまり落ちてるヤツが言っても文句や愚痴にしか聞こえないから、自分の立場は受け入れてるけどね。今のままだとファンも選手も思うところはあるんじゃないかな。もっとファンがどう思ってるとか、視野を広くすることも必要なんじゃないかと思う」と持論を展開した。
ともあれ最年長優勝記録(長州力の44歳8か月)の更新を目標に掲げてきたタイチにとって、新世代戦士カラムとの決定戦は譲れない大一番となる。「いい相手じゃないですか。5月に後藤に挑戦したヤツが落ちる可能性があるんだ…とも思うけど、そう考えると一番の強敵だと言っていいだろうし。カラムをねじ伏せれば会社もファンもぐうの音も出ないでしょって。石井、YOSHI―HASHIと、去年出られなかった3人で一緒に勝ち上がろうぜって気持ちはありますよ」と必勝とベテラン勢の逆襲を誓った。
大阪城でのIWGPタッグ王座戦(対カラム&グレート―O―カーン)では会場から圧倒的な支持を得て大コールで後押しを受けた。「俺ってこんな人気あったんだ、ファンはちゃんと見てくれて伝わってるんだなって。ああいう声援を受けたからこそ、俺が出ないとG1盛り上がらないだろって気持ちにはなったよ」と決意を新たにしたタイチが、自分の力で真夏の祭典への切符をつかみ取る。












