米テキサス州の厳格な裁判官が、重罪事件の法廷に「世界一の屁こき」のTシャツを着ていた被告の男を説教した。米紙ニューヨーク・ポストが18日、報じた。
ジェファーソン郡のラクエル・ウェスト裁判官は先日、サミー・モリス被告が法廷に出廷した際、「世界一の屁こき(ワールズ・ベスト・ファーター)」と書かれたTシャツを厚かましくも着ていた被告の男を叱責した。第252地方裁判所のユーチューブチャンネルに投稿された動画で明らかになった。
ウェスト氏は「今朝、法廷に着ていくのにそのシャツが良いと思ったのはなぜですか?」と尋ねた。
モリス被告は、そのシャツを選んだのは、これしか着るものがなかったからだとつぶやいた。そのシャツには「世界一の屁こき」と書かれ、その下に「お父さんのことだよ」と走り書きされていた。英語で屁こきはfarter、お父さんはfatherで、一文字違いだ。
ウェスト氏は「クローゼットの中にこれしかシャツはなかったんですか? 世界一の屁こき。すごいわね」と怒った。
モリス被告は、シャツには「お父さん」と書いてあると主張しようとしたが、ウェスト氏は「いいえ、書いてあるんです。読めます。下に何が書いてあるか分かります。あなたは重罪裁判所にいるんです。重罪裁判所にはふさわしい服装をしなければなりませんが、それは不適切です」と被告の言い訳を受け入れなかった。
テキサス州の裁判所によれば、弁護士、当事者、その代理人などの法廷参加者は「法廷では適切なビジネス服装」を着用し、「常識を働かせる」ことが求められている。
ウェスト氏はモリス被告を責め続けるしかなく、さらに弁護士を雇わなかったことについても叱責した。
モリス被告は、出廷前に3人の弁護士に電話したが、誰からも時間内に返事がなかったと主張した。ウェスト氏は法廷を30日間リセットし、弁護士を雇うよう指示した。
モリス被告がどのような重罪で法廷に出廷したかは不明だ。












