泥沼から脱出した。DeNAが18日の西武戦(横浜)に4―2で競り勝ち、連敗を5でストップした。初回に牧の左前適時打で1点を先制。その後、一時逆転されたものの5回に宮崎が起死回生の逆転適時二塁打を放って流れを引き寄せた。
試合後の三浦大輔監督(51)は「よかったです。初回にまず先に点が取れたのがよかった」とさすがに安堵の表情。しかし、喜んでばかりもいられない。10日のオリックス戦(京セラ)から遠征を重ねて以降、この日まで8試合の平均得点はわずか「1・8」。貧打ぶりは「2点打線」とやゆされたシーズン序盤よりも深刻といっていい。三浦監督自身も、試合前は「今は打線に元気がなくて」と口にしていたほどだ。
なぜ、こんなに打てないのか。靍岡オフェンスチーフコーチは相手先発・今井に17三振を喫し、完封負けした前日17日の西武戦(横浜)を例に取ってこう説明した。
「17個三振取られて何もできなかった形でしたけど、きっちり投げられたら簡単に打てる投手ではない。だから、選手に割り切って狙いを絞れと言ってるんですが、割り切るのはコースなのか、球種なのか、スイングを仕掛けるゾーンなのか。選手任せにならないように、深いところでコミュニケーションを取れればいい、と考えています」
時にはベンチが「低めは捨てろ」「変化球に手を出すな」と指示を出すことも必要ではないか。そう聞いたら「それができる選手と、できない選手がいる」という。
靍岡コーチはさらに、今季特有の〝投高打低〟現象にも言及した。球界全体で得点が減り、打率が下がっていることとも関連しているのではないか、というのである。
「直接的な影響はわからないんですが、点が入らなくなってることとか、ボールも含めて、何らかの関係があるんじゃないか。実際問題として12球団に起こっていることだと思う。ボールが飛ばないんだったら違う野球をするとか、いろいろなシミュレーションをしておかないといけません」
そうした中、決勝打の宮崎は「(選手は)みんな何とかしようという気持ちでいます。誰一人下を向いている人はいません」。この勝利で再びベイ打線に火がつけばいいのだが。












