バレーボールのネーションズリーグ(VNL)女子予選ラウンド第2週香港大会で、世界ランキング5位の日本は劣勢を跳ね返して連勝を5に伸ばした。

 第1週カナダ大会で4連勝を飾った日本は、18日に行われた第2週香港大会の初戦で同14位タイと相まみえた。この日は第1セットを18―25で落とすと、チーム最年少・秋本美空(姫路)をスタートから起用した第2セットも23―25で奪われる。後がなくなった第3セットは山田二千華(NEC川崎)が高さを生かしたブロックなどで流れを引き寄せ、25―20で制し、第4セットも25―15で取って試合を振り出しに戻した。

 運命の第5セットは序盤こそ競り合うも、和田由紀子(NEC川崎)、石川真佑(ノバラ)の攻撃陣が奮闘。最後は石川が決めて15―11となり、セットカウント3―2で日本が勝利を収めた。途中出場で存在感を示した山田は「すごい苦しい状況ではあったけど、しっかり切り替えてやるセットでもあった。自分が入れなくても、どういうふうにコートがうまく回っていくかを常に考えていた」と振り返った。

 チームトップの29得点を挙げた和田は「得点を取るのが自分の仕事。全員、リズムに乗れなくていい攻撃ができていなかった。まずは自分の役割を果たせた」と安堵の表情を浮かべつつ、20日のイタリア戦に向けては「スタートからしっかりサーブで攻めてリズムをつくりたい。自分たちのいいところを出して勝ちに行けたら」と気を引き締めた。