〝黒のカリスマ〟蝶野正洋(61)が、バルセロナ五輪柔道銀メダルで、プロレスラーとしても活躍した〝元暴走王〟小川直也氏(57)のYouTubeチャンネル「小川直也の暴走王チャンネル」に出演。自身の「【公式】蝶野正洋チャンネル」との合同企画で「引退」について語った。

 ここ数年は脊柱管狭窄症との闘いが続いており、2023年2月の武藤敬司引退試合にサプライズ出場してから、リングから遠ざかっている。武藤戦以前の試合は14年4月までさかのぼるだけに、番組内で引退試合について問われた。

 蝶野は「俺としては興行としてやるつもりはない。興行っていろんなものが絡んできて、面倒くさい」と、引退大会の開催は否定。小川氏から「やってほしいですよねえ。レスラーって引退興行して、引退を撤回してすぐに戻るって風潮がある中で、蝶野さんは絶対にそれをやらない」となぜか勧められると、蝶野は「今、何とか歩けるようになってきたけど…。やっぱりこっち(左脚)がしびれちゃってて。それのリハビリで何とか。年内にどれだけ体を動かせるのか」と、引退試合をやるかは、やはり体調次第だという。

 それでも小川氏が「でも前向きにやると」と念押しすると、〝黒のカリスマ〟は「それは一つの目標にしている」ときっぱり。目標のラストマッチ出場をあきらめてはおらず、体調を整えているという。元新日本プロレスで蝶野の大先輩でもある藤原喜明は76歳で現役を続けているが「藤原さんは戦ってるもん。健康と、がんともね。あの人たちは違う」と感嘆の声を上げていた。

 最後には小川氏から「引退試合にはぜひ呼んでください」と頭を下げられた。その元暴走王は16年6月の旧IGFでの青木真也戦を最後に引退試合をしないまま、18年6月に現役引退を表明。現在は指導者として柔道界に復帰しており、規定で引退試合のリングに立つことはできなくなっている。