F1レッドブルで低迷する角田裕毅(25)の去就問題に新展開だ。
角田は4月の日本グランプリ(GP)から緊急昇格以来、成績が上向かず、特に欧州3連戦では大クラッシュしたエミリアロマーニャGPや、予選最下位の大失態となったスペインGPなど散々な内容だった。
そのため更迭論が高まっており、姉妹チーム・レーシングブルズの有望株アイザック・ハジャールとの交代が盛んに海外メディアなどで報じられている。
だがここにきて、新たな候補が急浮上してきた。
英メディア「モータースポーツウィーク」は「角田裕毅の苦戦の中、バルテリ・ボッタスがレッドブルでのF1出場を表明」と報道。通算10勝を誇る大ベテランながら今季はメルセデスのリザーブドライバーを務めているボッタスが、角田の後任に〝立候補〟したというのだ。
ボッタスは、F1のポッドキャスト番組「ビヨンド・ザ・グリッド」に出演。レッドブルと以前に交渉を行ったことを明かしつつも、実現に向けてはチーム内に自身の契約を阻止する人物がいるとの見解を示した。
同番組でボッタスはレッドブルの現状について言及。「運転しやすい車ではなさそうだから難しい問題だ」とまずは指摘して、こう続けた。
「マックス(フェルスタッペン)は明らかに仕事をしている。マシンの限界をほぼ超えるところまでプッシュしている。それに、彼の隣にいたドライバーは誰であれ、調子が良くなかった」とレッドブルマシンの特殊性を強調する。
そうした状況でレッドブルに必要なのは、若手ではなくベテランだと説く。「あの車を速く走らせるには、経験豊富なドライバーが必要なんじゃないかな」と自らの存在を猛アピールした。
さらに「これは私の推測だが、彼ら(レッドブル)は私がレースに熱心であることを知っていると思う。来年も出場できるだろうということも知っている。ただ、彼らがそのことについてどう考えているかは分からないがね」とレッドブルに〝ラブコール〟を送った。
角田はレッドブルのシートを守れるのか。次戦のカナダGP(決勝15日=日本時間16日)は去就を左右する大一番となりそうだ。













