3日に肺炎で逝去した巨人・長嶋茂雄終身名誉監督を悼み、球団は4日、ジャイアンツタウンスタジアム(Gタウン)の正面広場に追悼記帳所を設置した。記帳は5日までで、午前9時から午後5時まで受け付けている。
空へと旅立ったミスターが照らしてくれているのか、球場の上には晴れ渡る空が広がっていた。この日、長嶋さんとの別れを惜しむファンが続々とGタウンを訪れ、午前11時ごろには、記帳所前に20メートルほどの列ができた。訪れた人の中には「手が震えて書けない」と涙を浮かべ、声を詰まらせるファンもいた。
また同所では、若き日の長嶋さんがヘルメットを吹き飛ばしてフルスイングする有名な写真も展示された。「家に同じ写真が飾ってある」と話した70代の男性は、「長嶋で野球を覚えて、長嶋で野球を始めた」と語り、その偉大さを改めて実感していた。
イースタン・ヤクルト戦(Gタウン)の試合前に黙祷のアナウンスが場内に流れると、記帳に訪れていた人たちは手を止め、自然と手を合わせて祈りを捧げた。
球界の大スターの姿は、時を超えて今も人々の記憶とともに生き続けている。












