2017年にワールドシリーズ(WS)MVPに輝いたブルージェイズの主砲、ジョージ・スプリンガー外野手(35)が、少年野球でもめったにお目にかかれない大失態を演じた。

 1日(日本時間2日)に本拠地で行われたアスレチックス戦。3点を追う5回二死一、二塁で打席に立ち、左前へ適時打を放った。一走となったスプリンガーは続くカークの左越え二塁打で三塁に到達。二走が生還して1点差に迫ったことを喜んだのか、スプリンガーはなぜか三塁ベース上で三塁スタンドのほうに視線を向け、ボールから目を放したまま子供のようにその場でピョンピョンと飛び跳ねた。

 その間に左翼手から三塁手にボールが送られ、背中を向けているスプリンガーにタッチ。いったんはセーフがコールされたが、アスレチックスが判定に異議を唱えた。ビデオ検証の結果、スプリンガーが飛んで空中にいるときにタッチされていたことが確認され、アウトがコールされた。

 同点のチャンスをまさかの凡ミスでつぶされた本拠地は騒然。それでもブルージェイズは8回に6点を奪って逆転勝ちに成功し、ファンの怒りを何とか収めた。

 この信じられない失態を米メディアは「今シーズン最も愚かな走塁ミス」(ラリー・ブラウン・スポーツ)「今シーズン最も恥ずかしいプレーでブルージェイズを体現」(ファンサイデッド)と伝え、こぞって今季の〝珍プレー〟ナンバーワンに認定。WSのMVPにも輝いているスプリンガーはオールスター戦に4回出場している一流選手で、今季は打率2割5分7厘、8本塁打、24打点をマークしている。