東京女子プロレスの荒井優希(27)が、プリンセス・オブ・プリンセス王座への挑戦権を獲得した。

 1日の愛知・中日ホール大会のメインイベントで行われたラスト・ワン・スタンディング8人タッグイリミネーションマッチに出場。伊藤麻希、原宿ぽむ、遠藤有栖と組み、渡辺未詩&上福ゆき&愛野ユキ&ジェイダ・ストーンと対戦した。同試合ではオーバー・ザ・トップロープ(OTR)ルールが採用され、勝ち残った勝者1名には瑞希が保持する同王座への次期挑戦権が与えられる。

 試合時間が18分を過ぎ、脱落者が続出する中荒井は遠藤と好連係を連発。渡辺、愛野を次々とOTRで失格に追い込んだ。タッグマッチで勝利を収めた荒井と遠藤だったが、すぐに2人のシングルマッチがスタートする。

遠藤有栖(左)にビッグブーツを決める荒井優希
遠藤有栖(左)にビッグブーツを決める荒井優希

 荒井がビッグブーツで先制攻撃を見舞うと、遠藤にキャメルクラッチを決められ、苦戦を強いられた。それでも立ち上がった荒井は、ビッグブーツの応酬からの新人賞をズバリ。最後は必殺技のファイナリーでトドメを刺し、3カウントを奪った。

 試合後、マイクを持った荒井は「挑戦権を獲得しました! プロレスラーになるって次の道を決めて、今その覚悟と夢がいっぱい詰まったこの荒井が瑞希さんの持ってるそのベルトに挑戦したいです。挑戦させてください!」と涙を流しながら改めて挑戦を表明。

 リングに現れた瑞希から「デビューしてから荒井ちゃんの楽しそうな顔とか悔しい顔、絶対負けたくないっていう強い顔、わんわん泣いてる姿もいっぱい見てきた。だからこのベルトに挑戦してきてくれるのは、うれしい。このベルトの重さを全力で伝えにいくから、全力で取りに来て」と受諾され、7月21日の大田区総合体育館大会での王座戦を提案された。

 団体最高峰王座に初挑戦する荒井は「お願いします! 大田区とかそんな大きな場所のメインやったことがなくて、自分はまだまだだって思うことが多いんですけど…」とプレッシャーを感じつつも「そんなことを思っている自分も裏切りたいし、もっとたくさんの人に東京女子プロレスを知ってもらいたいので、みなさん見に来てください。応援お願いします!」とファンに呼びかけた。

プリンセス王座への挑戦権を獲得した荒井優希(左)と王者・瑞希
プリンセス王座への挑戦権を獲得した荒井優希(左)と王者・瑞希

 これまでプリンセスタッグ王座、インターナショナルプリンセス王座を獲得してきた荒井は、大田区大会で瑞希からベルトを奪うことができれば、デビューから4年2か月でグランドスラムを達成することになる。この事実に荒井は「その響きかっこいい! 頑張ります」と意気込んだ。

 3月にSKE48を卒業し、プロレスに専念することを決めた荒井が動き出す。