〝安倍晋三にもっとも食い込んだ記者〟こと元NHK解説委員でジャーナリストの岩田明子氏が31日、関西テレビ「ドっとコネクト」に出演。安倍晋三元首相の妻・昭恵さんがロシアのプーチン大統領と面会したニュースにコメントした。
報道によると、プーチン大統領と昭恵さんは29日、モスクワで面会。プーチン大統領は安倍元首相について、「素晴らしい政治家だった。本当に多くのことを一緒に成し遂げた」と振り返り、改めて哀悼の意を表したという。
岩田氏は「どうも見てるとロシア主導で日程とかが決まっていったように私には見えました」と指摘。「というのも、安部元総理が凶弾に倒れたときは、岸田政権下でウクライナ侵攻が始まってましたんで、プーチン大統領の資産凍結とか外交官の追放とか事実上の外交が絶たれていたとき。プーチン大統領はプライベート経由で昭恵さんに手紙を送っていたんです」と証言した。
その手紙には安部元首相の実績への賛辞や「自分は友を失ったのに行けなくて悲しい」といった言葉があったといい「代わりにお母様の洋子さんとか昭恵さんとか、『ご家族のどなたかにぜひ会えれば』ということを送られていた。国葬のときも文化芸術大臣が派遣されたが、その時もプーチン大統領のメッセージが託されていて、要は『弔問したい』という趣旨が伝えられていたんです。タイミングが生まれるならどこなのかな?と思っていたが、ここだったんだと」と振り返った。
MCの石井亮次アナが「プーチンは追悼したいがために昭恵さんを呼んだ?」と不思議がると、岩田氏は「そうだと思います。ただ、追悼したいという事と、弔問外交したいということに加えて、このタイミングを考えると、政治的思惑も無きにしも非ずと思います」と分析。
その思惑については「アメリカが今追加関税をしていて同盟国との関係が微妙になっている。自分はウクライナの問題でトランプ大統領が怒っているという状況。6月2日ごろロシアとウクライナの間で高官協議がイスタンブールで行われる。そういうセンシティブな中で、ロシアは中国や北朝鮮と関係を深めてますけど、国際社会の中での孤立感を少しでも薄めるために、『西側陣営にも親しい友がいるんだ』ということのアピールにはなる」と説明し、「なので、現地時間の日曜日の夜とかに密着取材のロシアでの放送があるんじゃないかなと思う」と予測していた。












