ドジャースが29日(日本時間30日)、アレクシス・ディアス投手(28)をレッズからトレードで獲得したと発表した。
チームでは負傷者リスト(IL)入りしているスネルやグラスノーの先発陣よりも、コペックやフィリップスらの救援陣が10人以上も故障離脱。新戦力でクローザーのスコットも乱調続きと散々で56試合を消化してベシアが27試合、スコットとガルシアが26試合に登板するなど毎日のようにマウンドに送り出されている。
そこでマイナー投手のマイク・ビラーニを放出し、2023年のオールスターにも選出されたディアスを補強した形だ。ところが、過剰な期待は禁物との見方もある。昨季は60試合に登板して28セーブ、防御率3・99の成績だったが、今季は左太もも裏のケガで開幕をILで迎えた。復帰後は6試合で6イニングを投げて防御率12・00と調子が上がらず、マイナー降格となった。
米メディア「FANSIDED」は「アレクシス・ディアスへのギャンブルはドジャースならでは」と報道。リリーフ補強については「首位をキープしているとはいえ、健康状態がいい投手を必要とすることは必然であり、ディアスはローコスト(450万ドル=約6億7500万円)でその可能性を提供してくれる」と同意しつつも「ディアスは常に多くの三振を奪い、本塁打を打たれない投手だったが、今季の被本塁打率(12・1%)は奪三振率(9・1%)を上回っている」と指摘した。
22年のディアスは63回2/3を投げて被本塁打5で83奪三振、23年も67回1/3で4被弾、86奪三振。56回1/3を投げた昨季は6被弾、55奪三振とイニング数と同等かそれ以上に三振を奪ってきた。だが、今季は現状で6イニングと少ないものの被本塁打は「4」と〝ハイペース〟で、奪三振は「3」にとどまっている。
同メディアは「衰え始めている投手とは思えない。彼のメカニクスに大きな影響を与えた重大な欠陥に対処しようとしているようだ。ドジャースが原因を突き止められれば、最小限のコストでシーズンを変えるような補強となるかもしれない」と期待も寄せたが…。
ディアスの実兄はメッツで不動の守護神を務めるエドウィン・ディアス。通算75セーブの弟はドジャースの救世主となれるのか――。












