ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(32)がドジャースの〝トラッシュトーク〟を一笑に付した。30日(日本時間31日)からワールドシリーズの再戦となるドジャース戦に臨むが、あの時の屈辱はジャッジにとっても忘れられないものだ。特に1勝4敗で終戦した第5戦は自らの守備ミスが敗因となり、試合後には一部のドジャース選手からディフェンスのもろさを嘲笑するコメントが飛び交った。

 当時を振り返ったジャッジは「あまり深く調べていない」としながらも「毎日試合に出ている主力選手は何もしゃべっていなかったと思う。口を開いていたのは大した活躍をしていない選手が多かったと思う。だからあまり気にしていなかった」とサラリ。吠えていたのはレギュラーになれない〝控え組〟だったと言ってのけた。

 ヤンキースを揶揄していたのはジョー・ケリー(FA)、クリス・テーラー(現エンゼルス)、ミゲル・ロハスらで、特に「ヤンキースは自滅した」「プレッシャーに屈した」などと発言していたテーラーは今も「悪意はなかった。真実を述べただけだ」と撤回していない。

 まさかの罵声を浴びせられ、ブーン監督も「彼らには何を言ってもいい権利があるが、腹立たしい。結局のところそれを聞きたくなのでいいプレーをしなくてはならない。トラッシュトークがモチベーションになるべきではない」とポッドキャスト「ブレックファスト・ボール」で嘆いている。再び頂点を目指している両者だが、ヤンキースが抱える〝しこり〟は消えていないようだ。