巨人の阿部慎之助監督(46)が4―1で勝利した28日の広島戦(金沢)後に試合を振り返った。

 投打がかみ合い粘り勝ちした。先発の山崎は初回に坂倉の適時打で先制点を献上するも、直後の攻撃で増田陸の同点ソロ、キャベッジの勝ち越しソロで一気に逆転。援護点をもらった右腕はその後も2度ピンチを背負いながらも要所を締める投球でスコアボードに0を並べ、7回一死から矢野に左前打を浴びたところでマウンドを降りた。
 
 打線は7回に増田陸と泉口の適時打からさらに2点を追加。8回には3番手・大勢が無死満塁のピンチを招いたが無失点で切り抜けると、最後は9回を守護神マルティネスが締めて勝利をつかみ取った。

 阿部監督は「(山﨑は)球数がちょっと増えてしまったんですけど、なんとか粘って粘っていい投球をしてくれた。素晴らしいです。(増田陸とキャベッジの一発は)あの2本ですぐ逆転できたんでね。チームが行けるぞっていう雰囲気を作ってくれたんで、素晴らしいことだと思います」と投打のヒーローを絶賛。8回のピンチを切り抜けた大勢についても「ほぼ粘って、ホームゲッツーも取れたし、結果的に0に抑えたので良かったと思います」と安どの表情を見せた。

 また、指揮官は能登半島地震から約1年半がたとうとしている開催地・北陸への思いも明かした。「少しでもこの僕らのプロ野球を見てね、多少なりとも勇気づけられたりとか、元気づけられたらいいなと思ってます。勝ち越しはできなかったですけど、1つ勝てたってことで。まだ多分復旧してない所とかもあるかもしれませんし、活力にしていただけたらなと思います」と率直な思いを口にした。