北陸の夜空に暗雲が立ち込めた。巨人は27日の広島戦(富山)に1―2で敗れ連勝は5でストップ。キャベッジ、若林楽人の負傷交代を余儀なくされるなど、阿部慎之助監督(46)にとっては手痛いアクシデントが続いた。

 まずは2点を追う4回。4番・キャベッジが自打球を右足の甲に直撃させると、その後もプレーを続けて最後は適時打を放つも一塁上で自ら交代を申告して代走・若林とスイッチ。試合前半から4番を欠く不穏な展開となると、今度は1―2の8回にその若林を悲劇が待ち受けていた。

 この回からマウンドに上がったハーンの152キロの速球が打席の若林の左わき腹を直撃。その場で立ち上がれずにいると、ベンチから亀井コーチやトレーナーらが駆け付ける事態に…。阿部監督も複雑な表情を浮かべながら代走・笹原を告げると、若林は肩を支えられながらベンチの奥へと下がっていった。

死球を受けひざまずく巨人・若林
死球を受けひざまずく巨人・若林

 試合後に阿部監督はキャベッジの状態について「どうだろうね、大丈夫だとは思うんだけど、明日の状態見てだね」と明かすと、若林の状態についても「若林も明日次第かな。大丈夫そう。骨とかではないから」と軽傷であることを願った。

 この日の試合から一軍に復帰したベテラン・丸が代打で安打を放つなど明るい材料もある一方で、主力2選手が離脱となれば阿部巨人にとってはあまりに痛手となるだけに、翌28日の2選手の状態が注目される。