5連勝中と勢いに乗る2位の巨人は、27日からの北陸シリーズ2連戦で3位・広島との上位対決に臨む。
鬼門を乗り越えて風向きを変えた。20日からの阪神戦(甲子園)では初戦こそエース・戸郷が4回3失点(自責2)で敗れたものの2、3戦目は4時間超の熱戦を制し、同カードで今季初めて勝ち越しを決めた。連勝で本拠地・東京ドームに戻ると、ヤクルトをスイープ。中4日で先発した戸郷も待望の今季初勝利を手にした。
16日に遠征に出発した阿部慎之助監督(46)も「今後に向けて、本当に今週は素晴らしい1週間だった。来週もいい1週間になるように精いっぱい頑張ります」と充実の表情。開幕直前に右太ももを負傷し、離脱していた丸も27日の同戦(富山)から今季初昇格する予定で、これ以上ない追い風が吹いている。
主砲・岡本を故障で欠くなど苦しいかじ取りを迫られる中で貯金は「5」。好位置をキープできる要因には、指揮官が持つ〝サバサバ力〟を挙げる声もある。
チーム関係者の一人は「監督は気持ちの切り替えが本当に早いよね。試合中にうまくいかないことが起きたり、アクシデントが起きてカリカリすることもあるんだろうけど、絶対に引きずらない。そういう時に話しかけても『どうした~?』くらいのいつものテンションでいる」と証言する。
さらに「球史に残る名捕手だったわけだし、今までくぐってきた修羅場の数が違いすぎるんだろうね。自分の思い描いた通りに物事は進まないって分かっているから割り切れるんだと思う。自分が見てきた歴代監督の中でも一番切り替えが早いと思うよ」と分析した。
阿部監督も「シーズンは長いから、目先の勝利に一喜一憂しない」と常々語る。負けても引きずらず、日々リセットする姿勢もチームの推進力になっているようだ。












