卓球の世界選手権個人戦(カタール・ドーハ)、男子ダブルスで日本勢64年ぶりの金メダルを獲得した戸上隼輔(井村屋グループ)、篠塚大登(愛知工大)は、悔しさをバネに歴史を塗り替えた。
昨年のパリ五輪で男子勢はメダルなしに終わったが、今大会では頂点の座を奪取。26日は成田空港に帰国後、千葉県・成田市内で取材に応じ、戸上は「素直にうれしいけど、実感がない。複雑な気持ち」と照れ笑いを浮かべ、篠塚も「メダル宣言をしていたけど、メダルを取れると思っていなかった。本当に夢のよう」と頬を緩めた。
悔しさを味わったパリ五輪は、戸上がドイツで、篠塚が日本でそれぞれ強化に励んだ。戸上は「お互い技術や戦術を違う環境で高められたことがいいコンビネーションにつながった」と振り返り、篠塚は「攻めるプレーを課題としてやってきて、パリの時は1回失敗してしまうと気になってしまう部分があったけど、1回失敗をしてもやり続ける気持ちの強さがついてきた」と変化を口にした。
2028年ロサンゼルス五輪ではダブルス種目が復活する。戸上が「篠塚選手は臆することなくガンガン攻めていくところがメンタルお化け」と褒めれば、篠塚も「戸上選手はチャンスがくれば必ず決めてくれる安心感があった」とにっこり。相性抜群の〝とがしの〟は次なる偉業を目指す。












