楽天・浅村栄斗内野手(34)が24日の日本ハム戦(楽天モバイル)の初回に山崎から右前適時打を放ち、プロ野球史上56人目、平成生まれの選手で初の通算2000安打を達成した。34歳6か月での到達は史上7番目の年少記録。浅村は4月22日の日本ハム戦(エスコン)で史上47人目の通算300本塁打も達成しており、同一年での300本塁打&2000安打達成となった。

 2008年のドラフト3位で西武に入団した浅村は10年3月31日のソフトバンク戦で代打として初出場。左翼線へ適時二塁打を放ちプロ初安打、初打点をマーク。西武在籍10年で1178安打を放ち18年オフ、楽天にFA移籍しプロ17年目での大台到達となった。

 西武時代の同僚で18年のリーグ制覇時には共に「チーム打率2割7分3厘、196本塁打、792得点」の強力〝山賊打線〟を形成し毎年、合同自主トレを行う外崎修汰内野手(32)は「長距離バッターが同時に率も残せるというのは簡単ではない」とその功績をたたえる。

通算2000安打を達成し声援に応える浅村栄斗
通算2000安打を達成し声援に応える浅村栄斗

 外崎から見た浅村の特徴はタイミングの取り方だという。「自分が知る限り3種類ぐらいあって相手ピッチャーや自分の状態で変えている。フォームは変わらないんですけど、自分の中のタイミングを変えて、足の上げ方だったりすり足を使い分けている。動作解析的にも下半身の体重移動や使い方がうまい」

 その上で打席内での読みも鋭く「ちゃんと相手投手のデータを頭に入れた上でここという時にバチっと決めに行く。チャンスで回したら何とかしてくれるバッター。逆に敵になったら怖いです。それでいて、ボールもちゃんと見極められるのでピッチャーも攻め方が難しいと思う」と最大級の敬意を払う。

 外崎は「タイミングを外されても下が使えれば関係ないので、カーブを打つのがめちゃめちゃうまい。だから浅村さんにはカーブは投げるなと言われている(笑い)」と浅村の2000安打を祝福していた。