J1C大阪の元日本代表MF香川真司(36)が、チームに勝者のメンタリティーを植え付けようとしている。

 香川はドイツ1部ドルトムント、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドでリーグ優勝を経験。特にドルトムントでは主力としてタイトルに貢献しており、いわば勝てるチームは何たるかを知る男だ。そんな組織を目指して2023年にC大阪へ復帰したが、同年は9位、昨季は10位と中位クラブの域を抜け出せていない。

 今季も現在11位と同じ流れになりつつある中、香川は「いきなりそういったメンタリティーが身につくわけではないので、辛抱強く求めていかないといけない」と語る。勝ち続けることで目指すマインド醸成へとつながるだけに、3連勝で迎えた18日の川崎戦(U等々力)に0―2で敗れたことには「チームのメンタリティーが試される中で、勝ち点を拾わないといけなかった」と悔しさをあらわにした。

 再び勝利を積み重ねていくため、自身はピッチ上の結果で貢献していく。「やっぱり勝たないと意味がない。自分の存在意義はそこにしかない。今ボランチ(守備的MF)で前線に絡む回数は減って求められる役割が変わっている中で、どうやってチームを勝たせるかが大事になる」。新たな任務でも得点に絡む意識は変わっていない。

 ベテランMFは「年齢は気にしていない」と向上心は衰え知らず。〝香川改革〟は実現なるか。