西武は16日のオリックス戦(ベルーナ)に3―0と快勝。貯金を4に戻し、オリックスに代わって2位に浮上した。 

 初回にタイラー・ネビン内野手(27)の適時打で先制し、2回にも西川の2点適時三塁打で追加点を挙げた。このリードを先発・渡辺勇が7回無失点と守り、ウィンゲンター、平良の方程式で逃げ切った。

 とりわけ先制打が決勝点となり、今季2度目の猛打賞をマークしたネビンは、定評のある一塁守備でも好守を連発。3回に若月の一塁線への打球に飛びつき一直とすれば、4回にも西川の一塁線への強烈な打球を一度はファンブルしながら、後逸した打球をすぐに処理。振り向きざまにベースカバーに入った渡辺へストライク送球を送って打者走者を殺し、ガッツポーズを繰り出した。

 チーム内で「守備はマキノン以上」と評価されるネビンは「ライオンズは各ポジションに守備の名手がそろっているので、ファーストを守っていてもやりやすい」と満足顔。渡辺は「結構ネビンは3―1プレーがたくさんあるんですけど、まだミスをしていない。捕りやすいボールを投げてくれる」と敬意を示した。

 西口監督は「ファーストがね、自分が守っていて一番好きなポジションと言っていたんで。お父さんもそう言っていた。だからいいんじゃないですか」とコメント。開幕戦で面会した父で元エンゼルス監督、フィル・ネビン氏からのお墨付きを語り、外崎、源田、滝沢の現西武の内野陣のクオリティーをさらに高めるネビンの名手ぶりをたたえていた。