女子プロレス「マリーゴールド」の青野未来(34)が、団体の1周年記念大会(24日、代々木第二体育館)で現役を引退する高橋奈七永(46)の介錯人としての覚悟を明かした。

 同大会で約28年10か月のプロレス人生に幕を下ろす高橋の最後の相手に名乗りを上げ、対戦が決定。大一番を目前に控えた青野は「人生で一番緊張してるし、ものすごいプレッシャーもあります」と語りつつ「でも自分も奈七永さんも後悔しないように全てを出し切って受け止める。ジュリアさんに引退ロードでの対戦を呼びかけていたので、本当はジュリアさんとも戦いたかったと思う。でもこの試合が最後だから思い残すことがないように、ジュリアを1ミリもよぎらせないほど奈七永を叩きのめします。パッション!」と絶叫した。

 高橋とは昨年のシングルリーグ戦「ドリーム・スターGP」の最終公式戦(9月28日、名古屋)で15分時間切れ引き分けとなって以来、2度目の一騎打ちだ。「試合序盤の張り手が鈍器で殴られたぐらいの衝撃で何しても効かない岩みたいだった。あの15分はとにかく必死だったけど、ドローだったことが悔しくて自然と涙が出てきた。その時この人超えなきゃなと思いました」と明かした。

 マリーゴールド旗揚げからの1年間で高橋から多くのことを学んだ。青野は「練習でも一切手を抜かない奈七永さんは、スパーリング練習も誰よりも汗をかいてる。奈七永さんからいつも戦いというものを教えてくれました。声もデカいし、エネルギーも化け物級」と振り返りつつ「奈七永さんに勝って、今度は私がマリーゴールドを引っ張って世界一にする。そして高橋奈七永の介錯人として女子プロレス史に残るレスラーになります」と、人間国宝超えを誓った。