5月で現役を引退する女子プロレス「マリーゴールド」の自称〝女子プロ界の人間国宝〟こと高橋奈七永(46)が、引退試合(24日、代々木第二体育館)で対戦する青野未来(34)と火花を散らした。

 昨年12月に現役引退を表明し、団体の旗揚げ1周年記念大会となる同大会で28年間戦い続けたリングに別れを告げる。8日に都内で開かれた会見に出席した高橋は「人生は夢の旅だと思ってます。プロレス界に入って約30年、山あり谷ありいろいろなことがありましたが、全て宝物のようなできごとで、大事な思い出がたくさんあります」と語り始めた。同会場は全日本女子プロレス時代から多くの名勝負を生み出した思い出の地だと明かし「自分的には全日本女子プロレス時代、ライオネス飛鳥選手と初めてシングルマッチをしたり、初めて金網デスマッチをして大流血したり、対抗戦があったり、いろんな思い出がある。そんな場所で最後を迎えられるのを本当に感謝しています」と笑顔を見せた。

 最後の試合では昨年のシングルリーグ戦で15分時間切れ引き分けに終わった青野と激突する。「お客さんの中には最後の相手が青野未来っていう声もあるんじゃないかなって思うんですよね。でも、勇気を出して言ってきてくれた気持ち、そのパッション、私は受け止めるつもりでいる」と意気込んだ。

高橋奈七永に張り手を見舞う青野未来(右)
高橋奈七永に張り手を見舞う青野未来(右)

 対する青野から「誰に何を思われてもいい。今言わなかったらきっと一生後悔するから。私は高橋奈七永を後悔させない。28年間の高橋奈七永のパッションを全部私が受け止めて、そしてあなたを超えます」と宣戦布告され「奈七永! お前パッションあんのか。私は熱い熱いパッションある。私のパッションを奈七永に叩き込んでやるから。私が奈七永にパッションを注入してやるよ」と張り手をくらった。

 するとブチ切れた高橋は「お前、誰に言ってんだよ! 全部受け止めてやるよ!」と張り手をやり返しお互いの頬が腫れ上がるほど殴り合った。