阪神・村上頌樹投手(26)が2戦連続の完封勝利を上げ、リーグトップの6勝目をゲット。9回98球で自身初のマダックス(100球未満での完封)も達成した。
登板予定だった前日9日の中日戦(甲子園)が雨天中止となり、スライド登板となった右腕。初回は先頭・岡林に右前打を許し、一死二塁から上林の右前打を浴びた。それでも、右翼・森下の本塁への好返球で先制を阻止し、相手に流れを渡さず。「立ち上がりに1点取られるのゼロでは自分自身もそうですしチーム的にも全然違うと思うので。いいプレーに助けられました」と味方の好プレーに感謝した。
直後には一死二塁から森下の先制適時打が飛び出し、援護を貰うと2回以降はテンポよくスコアボードにゼロを並べ続けた。落ち着いた表情で9回のマウンドに向かうと、一死一塁から最後はボスラーを129キロのチェンジアップで二併殺に打ち取り、渾身のガッツポーズ。「完封できたというのが1番でした。2試合連続だったのでうれしかったです」と笑顔で汗をぬぐった。
前回登板のヤクルト戦(2日、甲子園)と同様に四死球を一度も与えず無失点に封じる投球で、チームを勝利に導いた虎の背番号41。「先頭のフォアボールからの失点がチームでもあったので。意識して出さないように、打たれるのは仕方ないのでそこだけは丁寧に投げるように意識していました」と振り返った。
藤川球児監督(44)も右腕の圧巻投球を「いつもしまったピッチングをしてくれていて。野手も守りやすいですし、リズムのある投球で本当にきょうは素晴らしかったですね」と大絶賛。
昨季は防御率2・58をマークしながらも、7勝11敗と黒星が先行。悔しさを滲ませていただけに、指揮官は「昨年のフラストレーションを結果で取り返そうとしていますよね。まだまだ満足させないようにという思いはありますが、きょうだけはちょっとだけホッとしてもらいたいですね」とうなずいていた。
チームも2―0で快勝。貯金を5に増やし、首位を堅守した。












