ドジャースの大谷翔平投手(30)の投手復帰が待たれる中、MLB公式サイトは8日(日本時間9日)に意外な見解を示した。「残りのシーズンで大胆な6つの予想」と題し、MLBのライター6人の思い切った予想を依頼。米ヤフースポーツのジェイク・ミンツ記者が「大谷はポストシーズンに投球しない」と寄稿した。

「大谷翔平が現在、メジャートップ3の打者であることは、もはや疑う余地のない事実だ。そしてその現実は、彼を擁するドジャースにとって悩ましい状況を生んでいる」とミンツ記者は指摘。

 理由として、「投手として全力で復帰することは、再度故障するリスクを高めることになり、その結果として、大谷が重要な時期に長期間戦列を離れる可能性が高まる」と説明した。もしそれが10月に発生すれば、ドジャースは最悪のタイミングで打線の主軸を欠くことになるというのだ。昨年10月のヤンキースとのワールドシリーズ第2戦で二盗の際に左肩を負傷。その後、出場を続けるも放った安打は1本だけだった。

 一部では「ポストシーズンで大谷を投手として起用するのはリスクが大きすぎる」との意見も上がっている。それについて同記者は「最悪のケースでは、その判断がドジャースの戦力を一気に崩す引き金にもなりかねない」と同意し、こう続けた。

「2025年シーズンのドジャース先発陣はケガで打撃を受けているとはいえ、10月には健在な先発投手が揃う可能性も高い。だからこそ、対戦打者以外、ポストシーズンでの大谷の投球を望む人は多いが、人々が望むものとチームにとって最適な選択は、必ずしも一致しないのかもしれない」

 マウンド復帰が当初の5月から先送りされる中、投手・大谷が万全の状態でポストシーズンを迎えられる保証はない。フリードマン編成本部長とロバーツ監督は10月に難しい決断を迫られるかもしれない。