米男子ゴルフツアーの「トゥルーイスト選手権」初日(8日=日本時間9日、ペンシルベニア州フィラデルフィアのフィラデルフィア・クリケットC=パー70)、今季メジャー初戦「マスターズ」以来、4週間ぶりの出場となった松山英樹(33=LEXUS)は6バーディー、1ボギーの65で回り5アンダー、首位と4打差の11位と好発進した。

 松山はラウンド後「いいスタート? まあ、そうですね」と困惑ぎみに語り「スコアとマッチングしていない感じ」と苦笑い。好調のパットについて「長いところでいい感じに打てたりしたんで、そこは助かった」という。ショットに関しては「後半にかけて良いところが出てきたなと思うんですけど割合がだいぶ悪いんでね」とし2日目に向けて「そこまで期待せず、できたらいいなと思います」と語った。

 普段からネガティブ系のコメントが多い松山だが、この日はいつも以上にコメントの歯切れが悪かった。この試合を中継する「U―NEXT」で解説を務めた田島創志は「ショットのレベルはないけれどもスコアとしてはそこそこ出たよね、自分の中では納得いってないよね、というような表現でしょうね」と松山の言葉を分析した。

 その上「松山選手の感覚としてはパットに助けられているという感覚でプレーしたくないんだと思うんですよ。ショットがしっかりしている中でパットを決めているというのが、いいときの松山選手。ショットが悪くて試合に勝てるという感覚はないんだと思うので」と説明していた。

 15日開幕の今季メジャー第2戦「全米プロ選手権」の前哨戦。松山にとって最大の武器であるショットが復調するのか。試合の行方とともに気になるところだ。