広島は、6日のヤクルト戦(神宮)が雨天中止となり、同球場の室内施設で打撃練習など、約2時間ほどの練習で切り上げた。
9連戦終盤の8戦目が水入り。新井貴浩監督(48)は長丁場の連戦で「裏方さんも9連戦はしんどいから。今日はバッティングピッチャーの方も休んでくださいということで」と日々、選手をサポートする裏方スタッフにも気づかいを見せ、打撃投手の多くは打者に投げない〝休養日〟とした。代わりに、藤井ヘッドや石原バッテリーコーチなど首脳陣総出で打撃練習を行った野手陣の打撃投手役をつとめた。
そんななかで指揮官は「これ、書いておいて」と切り出すと「菊地原コーチ投げてなかったでしょ?『投げて』って言ったのに…。ちょうど、明日(ヤクルトの先発)が左の山野なのに…」と突然、プロで474試合と豊富なキャリアを誇る左腕コーチを名指しでチクリ。ニヤリとしながら「監督の言うことを聞かないなんて!」と2歳年上の先輩コーチをイジり出した。
すでに宿舎に帰るバスに乗り込んでいた菊地原コーチは「あそこに座っているけど…」と、なおも続いた新井監督による〝口撃〟の矛先が自らに向けられているのを察したのか、移動バスのカーテンをシャットアウト。鯉の指揮官は「菊さん『お願いしますね』って言ったのに…監督が頼んでいるのに…」と〝恨み節〟を連発した。
もちろん「本気」で怒っているわけではなく、試合のない水入りの日で〝ネタ〟に乏しいメディアへの鯉将流のリップサービス。報道陣に爆笑のエサを巻き、満足げに自らもバスへと乗り込んでいった。












