国内女子ゴルフツアー「パナソニックオープン」最終日(4日、千葉・浜野GC=パー72)で、菅沼菜々(あいおいニッセイ同和損保)が〝完全復活〟を印象づけた。
一昨年にツアーで2勝を挙げるも、昨季は16試合で予選落ち。「最初は予選落ちが続いて受け入れられないというか、何でできないんだろうというもどかしさもあったりして、どんどん予選も通れなくなって、どんどん自信もなくなった」というが、決してあきらめることはなかった。今季は主催者推薦に頼る状況だったものの、首位から出たこの日は5バーディー、2ボギーの69をマーク。通算10アンダーで2年ぶりのツアー3勝目を挙げた。
オフには約1か月半クラブを握らない荒療治を敢行。「プロになる前は1回ゴルフを辞めたい時はあったが、プロになってからは1か月半クラブを握らなかったのは初めてだったので不安もあったけど、これだけどん底に落ちたのでやらなくても変わらないかなと思ったのでお休みした」。あえてゴルフから離れる時間をつくったことで「あのままやっていてもよかったかもしれないけど、ゴルフが楽しいと思えるようになれた」と初心を思い出した。
広場恐怖症、極度の不振など、さまざまな壁と向き合いながら勝ち取った優勝に「自分の中では成長できた。悪かったからこそ、周りの方の支えがありがたいとすごく感じた。悪かった時にずっと支えてくれるファンやチームのみんな、応援してくださる全ての方に支えられているなと感じた」と感謝を口にした菅沼。〝ゴルフ界のアイドル〟が新たな境地に降り立った。












