F1レッドブルの角田裕毅(24)が、マイアミ・グランプリ(GP、決勝4日=日本時間5日)前に行った〝極秘特訓〟は失敗に終わったようだ。
4月の日本GPから緊急昇格した角田はそのまま3連戦を戦ったが、新マシンへの順応を進める時間が限られていた。そのため中1週となるマイアミGPを前に、チームは本拠地近くにあるシルバーストン・サーキットでプライベートテストを実施した。
オランダのモータースポーツ専門メディア「レーシングニュース365」は「角田裕毅、レッドブルテストの失敗の詳細を語る。角田は最近、レッドブルでドライバーとしての経験を積むチャンスを得たが、計画通りにはいかなかった」と報道。マイアミ入りした角田が報道陣の取材に応じ、極秘特訓について明かした様子を伝えた。
「角田は、サウジアラビアGP後のレッドブルとのプライベートテストが計画通りに進まなかった理由を説明した。RB19のハンドルを握ったが、テストは悪天候により中止となった」と同メディアは指摘。そして当の角田はこう語った。
「英国の典型的な天候を経験した。濡れた状態でスタートしたが、ドライバーのTPCテストのために走行距離を無駄にしたくなかったため、ウェットタイヤは持参しなかったんだ。それで、私たちは(路面が)乾くまでかなり長い間待った」と説明した。
角田は悪天候がテスト走行に影響を与えただけでなく、マシンの問題も作業に支障をきたしたと明らかにした。「残念ながら、一日の終わりにちょっとした問題を抱えてしまった」。そしてこう続ける。「結局、あまり運転しなかった。けど、それでもクールな経験だったよ。正直、違いを感じるのは難しいですよね? これまで走ってきたレースとは全く違うコンディションで、コーナーの特性も全く違った。また、混乱を招くような愚かなフィードバックをしたくなかったので、自分の感じていることをはっきりとは伝えた」。有意義な成果は得られなかったというのが、率直な感想のようだ。
それでも「それ以外は、僕にとってはある程度の経験を積むための良いテストだった」と努めて前向きに語った角田の快走に期待がかかる。












