米女子ゴルフの今季メジャー初戦「シェブロン選手権」で優勝した西郷真央(23=島津製作所)が「メジャーチャンピオン」の使命に悩まされそうだ。

 日本選手5人目のメジャー覇者となった西郷は米女子ツアー「ブラックデザート選手権」(1日開幕)に臨む。29日に記者会見し「(シェブロンで)本当に優勝したのは信じられないくらいうれしくて。ただ試合に向けて気持ちを早く切り替えなくちゃいけないなと、今ちょうど感じているところです」と語った。

 そんな西郷の今後を心配しているのは「シェブロン選手権」を中継した「WOWOW」で解説を務めていた米ツアー賞金女王の岡本綾子だ。優勝した西郷が取材に追われる姿に「優勝した後、ずっとこういうのが続きますね。特にメジャー優勝すると、どこのトーナメントでもメディアの要望がありますから、大変だと思いますけど」と今後を懸念。その上で「いい意味で自信を持って、これからも頑張ってもらいたい」と話した。

座ってグリーンを読む西郷(ロイター)
座ってグリーンを読む西郷(ロイター)

 メジャー優勝者は出場各大会で会見などのメディア対応が組み込まれるのが〝宿命〟。特にチャンピオンになりたての今季はことあるごとに取材などが求められることになり、自身の調整にも影響を及ぼしかねない。しかも周囲からの期待が大きなプレッシャーにもなりかねず、大きな負担となりかねない。

 西郷は優勝直後、今後について「いろいろな方の期待とか、そういう感じるものがある思うんですけど、自分のやらなきゃいけないことは変わらないので」と語っていたが、難題を克服し、米ツアー2勝目をマークできるか。