新日本プロレス26日の広島大会で、IWGP世界ヘビー級王者の後藤洋央紀(45)がYOSHI―HASHI(42)との「毘沙門」でIWGPタッグ王者決定戦に出陣。カラム・ニューマン&グレート―O―カーン組に敗れ、27年半ぶりとなるIWGPシングル&タッグの2冠王者は誕生しなかった。

 後藤はシリーズ最終戦の5月4日福岡大会で、カラムとのIWGP世界王座V5戦を控えている。この日の大会ではジェフ・コブの退団によって空位となったIWGPタッグ王座をかけて、YOSHI―HASHIと組んでカラム&オーカーンと激突した。

 カラムのオスカッターをキャッチした毘沙門は合体技・消灯を狙う。しかし、オーカーンのスーパーマンパンチで阻止されると、逆に後藤が合体技インペリアルドロップを浴びて分断されてしまう。

 YOSHI―HASHIはカラムにドラゴンスープレックス、オーカーンにラリアートと孤軍奮闘するが、カラムのニーストライクを浴びて劣勢に。オスカッターからプリンスズカース(変型ブラディサンデー)を浴びて3カウントを奪われてしまった。

プリンスズカースでYOSHI-HASHI(左)を仕留めたカラム
プリンスズカースでYOSHI-HASHI(左)を仕留めたカラム

 勝てば1997年8~10月の佐々木健介以来、実に27年半ぶり、史上6人目の快挙達成だったがあと一歩及ばず。後藤は「信じられねえよ…この毘沙門が負けただと…。タッグとしての負けもそうだけど、世界ヘビー王者としてこんなに屈辱なことはねえよ。タッグの借りはシングルで返してやるよ。オッケー、俺にも火がついたよ」と、福岡決戦での雪辱を誓っていた。