新日本プロレス26日の広島大会で、「ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)」のEVILが「バレットクラブ・ウォー・ドッグス(WD)」のデビッド・フィンレー(31)を拷問の館に引きずり込んだ。

 これまでバレットクラブ内で共闘してきた両ユニットの抗争は、激化の一途をたどっている。5月3日福岡大会では「ドッグパウンドケージマッチ」(EVIL&成田蓮&SANADA&SHO&金丸義信 vs フィンレー&ゲイブ・キッド&ドリラ・モロニー&クラーク・コナーズ&石森太二)が決定。シリーズ合流初日となったこの日の大会でEVILは成田、SANADAと組んで、フィンレー&ゲイブ&モロニーとの6人タッグ戦に臨んだ。

 悪党同士による一進一退の攻防は、フィンレーの串刺しエルボーがレフェリーに誤爆して無法状態になると、収拾不能となる。EVILがすかさず狙ったフィンレーへの急所攻撃は防がれたものの、当然のように介入してきたディック東郷がスポイラーチョーカーで捕獲。これも逃れられてフィンレーからシレイリ攻撃を狙われ、今度は高橋裕二郎が乱入してステッキ攻撃で援護する。

 さらにEVILがシレイリを強奪してフィンレーに一撃を喰らわせると、タイミングよくサブレフェリーが現れる。そのまま一気にEVIL(変型大外刈り)を決め、3カウントを奪ってみせた。

フィンレー(右)にシレイリで制裁を下すEVIL
フィンレー(右)にシレイリで制裁を下すEVIL

 試合後のリング上ではゲイブに成田が改造プッシュアップバー攻撃、モロニーにSANADAがギターショット、コナーズに金丸義信がウイスキーボトル攻撃、石森太二にSHOがトーチャーツールと、悪のオーケストラでH.O.TがWDを駆逐。EVILは「WDよ、テメーらが束になっても勝てるわけねえんだよ。なんでか分かるか? ルェェェェベルが違うんだよ、コノヤロー」とかつての外道の言葉を引用しつつ「博多でよ、お前ら壊滅させてやるからな。ありがたく思えよ。それからよ、こんな物騒なもんは俺が預かっておいてやる。ありがたく思え。分かったか、よく覚えとけ」とフィンレーのシレイリまで没収していた…。