ヤンキースのアーロン・ブーン監督(52)が、20日(日本時間21日)の敵地・レイズ戦で退場処分を受けた。

 チームの顔であるアーロン・ジャッジ外野手(32)への相次ぐ不可解判定に指揮官の顔が紅潮した。3点リードの8回、先頭打者のジャッジはフルカウントから変化球をとらえ打球は左翼ポール際へ向かった。

 特大打球の判定はファウル。その直後、際どい外角低めの変化球がストライクと判定され見逃し三振に倒れた。ジャッジは球審に声をかけ、不満そうにベンチに下がったが、ここでブーン監督が登場。サングラスを取りながら厳しい表情で球審に詰め寄ると強い口調で抗議を続け、退場を告げられた。

 収まらないブーン監督はジャッジの当たりをファウルと判定した三塁塁審にも近づくと、激しい言葉をぶつけてからダグアウトに引き上げた。ブーン監督はMLB公式サイトのヤンキース番、ブライアン・ホック記者を通じて「スタンディング判定の大胆さは注目に値する。ホームランだ」と判定への不満を隠さなかった。

 選手を守るため審判の矢面に立つブーン監督はこれで通算40度目の〝メモリアル退場〟。17日(同18日)のレイズ戦でジャズ・チザム内野手(27)が球審への暴言で退場になった際も、「私が退場になればよかった」とコメント。昨年4月にはファンのヤジを聞いた審判に退場にさせられるなど〝退場エピソード〟には事欠かない。

 ジャッジも自分に代わって猛抗議してくれた指揮官を意気に感じたはずだ。