開幕戦のリベンジ成功―。広島は18日の阪神戦(甲子園)に5―2で逆転勝ちし、首位を堅守した。

 今季2度目の阪神との3連戦。広島・森下暢仁投手(27)、阪神・村上の両先発と〝開幕戦〟の再戦となったマッチアップで、前回は9回途中まで4安打無失点に封じられた赤ヘル打線が見事に雪辱を果たした。

 自軍先発・森下が初回に前川に2点適時打を浴び、先に失点した直後の2回だ。先頭打者の5番・野間、続くファビアンが連打で無死一、二塁の好機をつくると、菊池が敵右腕の直球を捉え、左中間突破の同点適時二塁打。「取られたあとのすぐのイニングで、追いつくヒットになってよかった」(菊池)とひと振りで試合を振り出しに戻すと、さらに襲いかかった。

 一死二、三塁の勝ち越し機で1番・二俣がファウルで粘って14球目で四球を勝ち取り、満塁とチャンスを広げ、続く矢野の犠飛で3―2と勝ち越し。さらに二死満塁から現在打点王の4番・末包が決めた。

「何とかもう一点というところで、仕事ができてよかった」(末包)と村上の直球を左前へ運ぶ2点適時打で、一気に3点差に突き放した。

 援護をもらった森下は尻上がりに調子を上げた。初回の2失点以降は、虎打線に連打を許さず。中盤以降は110キロ台のカーブを駆使し、打ち気にはやる相手を巧みに打ち取り続け、9回まで1人で投げ切った。124球4安打5奪三振2失点にまとめ、今季初完投で3勝目をマーク。投打がかみ合ったカープが敵地で完勝した。