阪神は17日のヤクルト戦(神宮)に延長11回の激戦の末、7―5で勝利。2連勝でカード勝ち越しを決め、貯金を2に増やした。藤川球児監督(44)も「ファンの方がうれしそうでしたね。みんなの頑張りが報われたと思いましたね」とにんまりだった。

 5―5で迎えた延長11回一死一塁から近本が7番手・バウマンの3球目、152キロの直球を右翼スタンドに叩き込み、今季2号2ラン。左翼スタンドから声援を送った虎党からの大歓声を浴びながら、ゆっくりとダイヤモンドを一周し、ナインから祝福を受けた。

 1点リードの9回には、二死二塁から遊撃・木浪の失策の間に一時は追いつかれたが、7番手・及川の回またぎでの好投もあり、チームに流れを呼び込んだ。指揮官も「(及川は)今年にかける思いというか新しい役割をスポンジのように吸収していってる。まだ4月ですけど、今までの経験が生きて自分らしく投げていくことができていると思います」とたたえた。

 また7回には二死一、二塁から4番手で岩貞が今季初登板。昨季は2試合の登板にとどまっていた左腕は、長岡を一飛に打ち取り見事な火消しを披露した。藤川監督は「うまくアウトを取ってくれたなと。物足りない、まだまだやらなければいけない選手たちはいるので。じっくり上げていくというかタイミングを待つというところですね」と話した。

 翌18日からは本拠地・甲子園で首位・広島との3連戦に臨む。打線は4試合連続の2桁安打を記録しているだけに、流れのまま行きたいところだ。