米政府効率化省(DOGE)を率いるイーロン・マスク氏と大統領貿易顧問ピーター・ナバロ氏が舌戦を繰り広げている。しかし、トランプ大統領は「ボーイズ・ウィル・ビー・ボーイズ(男の子だから仕方がない)」とケンカを許しているようだ。米メディア「デーリー・ビースト」が8日、報じた。
大統領上級顧問(貿易担当)ナバロ氏が7日、米経済メディア・CNBCに出演し、マスク氏について「彼は自動車メーカーではなく、自動車組み立て業者だ。電気自動車会社が自動車を製造するためにバッテリーは日本や中国製、他の主要部品も輸入ものだ」などと指摘した。
するとテスラCEOのマスク氏は8日、Xに「ナバロは本当にバカだ。彼が言っていることは明らかに間違っている。テスラはアメリカ製の車を最も多く持っている。ナバロはレンガ袋よりもバカだ。どんな定義であれ、テスラは米国で最も垂直統合された自動車メーカーであり、米国製部品の割合が最も高い」と反論した。
トランプチームが内部分裂しかねない状況だが、ホワイトハウスのレビット報道官は8日に会見で、2人の確執に関して「この2人は明らかに貿易と関税について全く異なる見解を持っています。男の子だから仕方ない。彼らの公の場での論争は今後も続くでしょう。われわれが歴史上最も透明性の高い政権を擁していることに皆さんはとても感謝すべきです」と、トランプ氏を代弁した。
ナバロ氏はトランプ氏の相互関税の策定に重要な役割を果たしているとされる。一方、マスク氏は公の場で「欧州と米国は理想的にはゼロ関税の状況に移行し、事実上欧州と北米の間に自由貿易圏を創設すべきだ」とトランプ氏に対立する意見を述べている。












