新日本プロレス4日後楽園ホール大会で、IWGPジュニアヘビー級王者のエル・デスペラードがクラーク・コナーズ(31)の挑戦を退け、4度目の防衛に成功した。
史上初めてハードコアマッチとして行われたIWGPジュニア王座戦は、壮絶な死闘となった。竹刀でしこたま殴られたデスペラードだったが、割れたウイスキーボトルをコナーズから奪い取ると、それを凶器として使用して流血に追い込む。
デスペラードは有刺鉄線を巻いたイスをリングに持ち込んだが、そこにスピアーを浴びて両者が悶絶。さらに両者が有刺鉄線を拳に巻きつけて殴り合うという、酔狂な光景が繰り広げられた。
有刺鉄線イス上へのパワースラムを浴びたデスペラードだったが、バックドロップで有刺鉄線イス上に投げ落とす。さらにピンチェ・ロコを決めたが、カバーが遅れてしまいカウント2で返され、さらに強烈なラリアートで反撃を許した。
それでも雪崩式NO CHASERを阻止したデスペラードは、体を入れ替え、コーナー上から場外に設置したテーブル上へのスパインバスターを敢行。大ダメージを与えてリングに戻り、垂直落下式リバースタイガードライバーからのピンチェ・ロコで3カウントを奪ってみせた。
死闘を制したデスペラードがリング上でマイクを握ると場内が暗転。VTRでユナイテッドエンパイアのテンプラリオ(CMLL)が次期挑戦者に名乗りを上げた。
デスペラードは「あんなにいい男と40分近く殴り合ってたんだから、頭に入るわけねえだろ」と苦笑しつつ、まずは対戦相手のコナーズを称賛。「こうやってそこそこの人間がちゃんとカッコよく映るのはよ、対戦相手がバカだから! 楽しいから! こういう風に俺みたいなアホでも輝けるんだよ。プロレスは最高だ。技術がすげえとか、カッコイイとか、飛べるとかそういうのもすごく大事。でも、根底にあるのはこういうおっかねえとこなんだ。楽しいのも、キツイのも、おっかねえのも、みっともねえのも、全部プロレスだ。全部ひっくるめて楽しんでくれ。今日はありがとう」とアピールし、ファンから大声援を受けていた。













