新日本プロレス5日の両国大会で「NEW JAPAN CUP(NJC)」覇者のデビッド・フィンレー(31)とのV3戦に臨むIWGP世界ヘビー級王者の後藤洋央紀(45)が、最強挑戦者迎撃後の青写真を明かした。後藤は今後の防衛ロードで新たに「戦いたい相手」が見つかったことを告白。新世代戦士との防衛戦に意欲を見せた。
後藤にとってフィンレーは、昨年10月両国大会のIWGP・GLOBALヘビー級王座(現王者は辻陽太)戦で敗れた因縁の相手だ。2日に行われた公開調印式では「敗戦は忘れてないですよ。(応援に来ていた)子供を泣かされてますしね。借りはしっかり、同じ両国で返す。それだけです」とキッパリ。子供たちは今回の両国決戦も来場予定で「一緒に戦ってくれると思います」とリベンジを誓った。
さらに挑戦者が父のデイブ・フィンレーに対して「父親に対して、俺が世界王者になったことを知らしめたい。世界王者になれなかった彼は落ちこぼれなんだ」などと敬意を欠く発言をしていたことも看過できない。本紙の取材に後藤は「俺は亡き父をリスペクトして今があるわけだし、子供たちに父としての強さを見せてきた。だからフィンレーにも父へのリスペクトをもう一度取り戻させてやろうかなと。それによってアイツはもっと強くなるし、それも後藤革命の一つですよ」ともう一つのテーマを掲げた。
2月大阪大会で悲願の最高峰王座初戴冠を果たすと、棚橋弘至、永田裕志を相手に防衛を重ね、両国決戦ではNJC覇者を迎え撃つ。ここをクリアすればさらに発言権が増すことになるが、後藤は「最近戦いたい選手も見つかったんですよ。やるべき相手というか」と注目発言。具体名こそ明かさなかったものの「新世代の選手です。もともと打倒新世代も掲げていたので」と明かした。
近年は新世代の台頭が続いていた新日本マットにおいて、後藤はベテランの意地を見せつけついに頂点の座をつかみ取った。「これまでは俺が個人的に越えないといけない壁を越えさせてもらった。そして現時点の最強挑戦者を迎え撃つ。そこを越えたとなれば、俺にできることはこれからの新世代のヤツを迎え撃って、さらに谷底に蹴落とすこと。それによって今後の未来につながるのかなと」。そのためにもまずはフィンレー撃破が不可欠。まだまだやるべきことがある以上、後藤革命は終わらない。












