新日本プロレス「旗揚げ記念日」(3月6日、大田区)で棚橋弘至(48)とのV1戦に臨むIWGP世界ヘビー級王者の後藤洋央紀(45)が挑戦者を挑発した。

 両者はこの日、調印式で対峙した。棚橋は「現在自分のコンディション、試合内容含め冷静に考えてみて、今回後藤選手の指名がなければIWGP世界王座戦線に戻ることは難しかったかもしれません。ただこのチャンスをどうとらえるか」と分析しつつも「どういう状況になろうとも、僕は後藤洋央紀物語の登場人物ではなく、棚橋弘至物語の主人公なので。大田区は僕の物語にします」と豪語。来年1月4日東京ドーム大会での引退を控えるなかでの団体最高峰王座の挑戦に「ラストイヤーと言って、残り10か月。このままで終わりたくないという意地もあるので。自分の中で早い段階でチャンスが回ってくるのはイメージできてなかったんですけど、こういうのは全てさだめ、流れ。自分にいい流れが来ているとプラスにとらえます」と宣言した。

 一方で迎え撃つ後藤は「(2007年11月の両国大会で)初めてIWGPに挑戦してから18年。立場を変えて、またこうして棚橋選手と戦えることをうれしく思ってます。皆さんご存じの通り、棚橋選手の功績には素晴らしいものがあります。引退するその時まで輝き続けなければならない、本当にそう思ってます。でも今の王者は俺です。だからあえて言わせてもらいます。棚橋さん…IWGP世界ヘビー級のベルトは遠いぞ」と、かつての棚橋の決めぜりふを引用して宣戦布告。ベテラン同士の団体最高峰王座戦へ「旗揚げ記念日という特別な日なので、見てるお客さんだけでなく、(団体内の)若い世代、そのほかの世代にも響く試合を届けたいなと思っています」と誓っていた。