新日本プロレス4日の後楽園ホール大会で、棚橋弘至(48)が田口隆祐(45)との「ファイナルロード~縁~」で勝利を収めた。
来年1月4日東京ドーム大会での現役引退を控えている棚橋は、今年から「ファイナルロード」を開始。この日はジュニアヘビー級の実力者・田口とのシングル戦が実現した。
シングル戦績は過去5戦全勝ながら、田口の変則的なファイトに苦しめられた。序盤から延々とロープにただただ走らされ、生まれてから一度も疲れたことのないはずの棚橋に疲労の色らしきものが見え隠れする…。掟破りのヒップアタックを決めるも、カンチョーからのスクリューを浴びて苦悶の表情を浮かべた。
さらに執ようにオーマイ&ガーアンクルを狙われた棚橋は、ケツイェも決められてしまう。それでも田口が「棚橋、ありがとう!」などと叫びながら「オヤァイ!」ポーズ、さらにギタッている間に回復。立ち上がってきた棚橋を目視しながら破れかぶれで突進してきた田口にカウンターのスリングブレイドを決めて形勢逆転に成功する。最後は十八番のハイフライフローで3カウントを奪ってみせた。
バックステージでは「ひたすら走らされて、ちょっとプロレスラーになって初めての疲れを見せたかもしれない」と苦笑い。「俺が2016~17年くらいかな? ベルトに絡めない、膝の調子も良くないって時にタグチジャパンに誘ってもらって、そんな中でいろんな形の、違う形の盛り上げ方、レスラーとしてどのポジションにいても全力を尽くすというとても大切なことを教わったのが田口。今日は本当に田口と戦えてよかった」と充実の表情を浮かべた。
5日両国大会では海野翔太とシングル戦で激突する。「あまり本人が乗り気ではないのでね。分かんないけど、力づくでも振り向かせてエースの道は甘くねえぞと。まあ本人がエースって言ってないので、余計なお世話なんだけど、昔からうっとうしいのが棚橋だから」と意気込んでいた。












