オリオールズの菅野智之投手(35)が30日(日本時間31日)のブルージェイズ戦でメジャー初登板初先発。4回まで4安打2失点で敗戦投手となった。

 菅野は1―2の展開で味方の反撃を信じて5回の登板に備えたが、投球練習中に両手がつって無念の降板。「もうちょっと投げたかった」と悔しさをにじませながらも「つっただけなので」と次回登板への影響を否定した。長年の夢だったメジャーの舞台。すぐにでも初勝利のチャンスが巡ってきそうなことは何よりだ。

 チームは開幕から4試合を消化して2勝2敗。米メディア「エッセンシャリースポーツ」は「まだ5試合も消化していないが、オリオールズのローテーションはすでに崩壊しつつあるようだ」「結局のところ、金で買えるのは才能であって耐久性ではない」と投手陣全体を不安視した。

 すでにロドリゲスやキットリッジ、ロジャースらが負傷者リスト(IL)入り。長いシーズンで故障は付き物でもあり、いかに穴を埋め合うかはチーム力にかかっている。それだけに菅野のいきなりの〝つまずき〟はよりショッキングに映り「菅野のMLB初登板はコントロール、落ち着き、そして突然の不吉な結果とすべてがそろっていた。オリオールズはローテを安定させるためにベテランを欲したが、4イニングで安定は得られない。もし来るべき出来事の前兆だとすれば、ボルチモアにはブルペンの充実以上に、祈りが必要かもしれない」と案じた。

 実績もキャリアも十分な〝オールドルーキー〟には、今後の狂い咲きが期待される。