今年も3度目の正直―。30日、2―0で阪神に快勝した広島・新井貴浩監督(48)は「もちろん、嬉しいです」と、昨年同様、開幕3戦目で得た25年初勝利に笑顔を見せた。

 試合は攻撃陣が虎の左腕・門別から2点を奪い、先発に送り出した森翔平(27)が、8回途中まで虎打線を2安打無失点に抑える快投。「大したものだと思います。期待通りの投球だった」と4年目左腕の投球を称えた。

 そして「何かあったらすぐにハーンと決めていた」の言葉通り、8回無死から森が四球と安打で無死一、三塁のピンチを迎えると、指揮官は継投策を選択。9回は守護神・栗林が虎の追撃を封じ、今季初ホールド(ハーン)、同初セーブ(栗林)の無失点リレーで逃げ切った。

 打線は2得点だったが、ファビアン、モンテロの両外国人にも来日初安打が飛び出すなど、この日は11安打で今季初の2ケタ安打を記録。指揮官は「きのうもヒットは出ていましたし、だんだん力みも取れて、いいスイング、いい見送り方ができているんじゃないかな」と打線の良化を口にした。