神取忍が率いる女子プロレス「LLPW―X」の新人・わかな(15)がデビューを果たした。

 デビュー戦はプロレスラーと若手起業家の異業種コラボイベント「スタートアップ×プロレス~戦う者たちの挑戦~」(28日、ベルサール六本木Dホール)で行われ、同じLLPWのキャサリンと対戦した。

 プロレスファンだけでなく、起業家や投資家が見守る中、師匠である井上貴子から譲り受けたコスチュームを着用し、緊張した面持ちで入場。試合では先輩にも果敢に攻め込み、ドロップキックを3連発を放って観客を驚かせた。

キャサリン(上)の逆エビで追い込まれるわかな
キャサリン(上)の逆エビで追い込まれるわかな

 だが、キャサリンの強烈なショルダータックルでなぎ倒されて悶絶。最後はランニングニーをくらい、3カウントを献上した。

 わかなは2010年3月20日生まれ。身長は163センチ、体重は54キロ。幼少期から8年間サッカーに打ち込み、中学3年間はバトミントン部に所属していた。友人に誘われ2023年9月頃にLLPWに入門。昨年11月に開催された神取の還暦祭でデビューを予定していたが、負傷によりデビュー戦が延期になってしまっていた。

 試合後マイクを持ったわかなは「デビューできてよかったです。すごく緊張したしキャサリンさんは強かった。これからも頑張るので、応援よろしくお願いします」と語った。試合前には神取と貴子から「技は失敗してもいいから、今までやってきたことを全部出して」というアドバイスを受けデビュー戦に望んだと明かし「まだまだな部分だらけだけど、これからたくさん練習していろんな技ができる選手になりたい」と拳を握った。

 わかなのデビュー戦を見ていた神取から「こんな異業種の方々に見守られるっていう特別な空間で、とても緊張したと思うけど、デビュー戦としては合格」という言葉を引き出し、貴子からも「誠心誠意、自分たちの生きざまをリングの上で全て出した人が勝ち。わかなも今日デビューしたけど、これからなので。今後が楽しみですね」とエールを送られた。

 春から高校生になるわかなの今後に期待が高まる。