元同僚対決でまずは就任3年目で初の開幕戦勝利を―。27日、広島・新井貴浩監督(48)が28日の開幕戦へ向け「明日が待ち遠しい」と意気込んだ。
対戦相手となる阪神・藤川球児監督(44)とは、2008~12年の5年間、阪神でともにプレーした元チームメート。この日、行われた共同会見では「素直に時の流れを感じます。10年前、15年前にまさかこうなるとは想像もしていなかった」とツーショットの笑顔でカメラの撮影に納まった。
今季から就任した敵将について「素晴らしいクローザーだった選手。野球に関しても独特というか、自分の考えをしっかり持った方」と持ち上げつつも「自分たちは強いタイガースにぶつかっていきたい。戦っていきながら、強くなっていきたい」と戦闘モードを高めた。
キャンプ以前から指揮官も予想した通り(!?)、今季も自軍は、評論家諸氏による開幕前恒例の順位予想では、圧倒的に4位以下のBクラスが大半だ。本気か冗談か、そんな外部の〝騒音〟についても「どなた、どういうふうに予想されているか。私、紙に書いてます(笑い)」。把握済みと不敵に笑う。
昨年も、一昨年も周囲からの〝赤ヘルの春〟が低評価なのは、もはや恒例行事。そんななかで就任1年目は2位。4位に終わった昨季も8月まで首位と、戦前の下馬評を覆すのは、お手のものでもある。「まだ私たちのチームは、形というのが決まっていない。ただ、去年のこの時期より私は手応えを持っています」
今年は昨季よりも年齢構成が若く、逆を言えば、昨年までにはなかった伸びしろを十分に含んだ面々が、投打ともに開幕ロースターに入った。
7年ぶりのV奪還への手始めとして、まずは自身初の開幕戦勝利を〝元同僚〟から奪いにいく。













