ドジャースがカブスとのMLB開幕戦(18日、東京ドーム)に、大谷翔平投手(30)や山本由伸投手(26)らの活躍もあり、4―1の逆転勝利を収めた。見事な凱旋を果たした日本選手たちを、日本の人気アニメ&ゲームシリーズ「ポケットモンスター」の愛好家としても知られる同僚のアンソニー・バンダ投手(31)が、独自の〝ポケモン目線〟から占ってくれた。

 歴史的一戦を日本選手たちが盛り上げた。先発した山本が5回1失点とゲームメークすれば、大谷が1点ビハインドで迎えた5回の第3打席で今季初安打をマーク。その後にエドマンの適時打などで3点を挙げて逆転すると、救援陣も無失点リレーで白星発進を決めた。

 大谷も珍しく重圧を感じていたというが「3打席目以降はいい仕事ができたのはいい点だった」とマルチ安打に胸をなで下ろし、ロバーツ監督も「(チームとして)打撃面も良かったし、守備もしっかりしていてうちのチームらしい試合だった」と満足げだった。

 母国開催の試合を大いに沸かせた日本のスターたちを、この日は2番手で登板して1回無失点で貢献したバンダが風変わりな目線から評してくれた。

 最速158キロを誇る左腕は日本文化に精通する「ポケモン」の大ファン。オフだった14日には都内のポケモンセンターなどを訪問し、株式会社ポケモンの石原恒和CEOに直接出迎えられたほどだ。

 その時の様子をバンダに聞くと「小さい頃から憧れていた『ポケモン』のCEOに会えるなんて想像もしていなかったよ。とてもマジカルな時間だった」と大感激。笑顔が絶えない左腕に「チームメートを『ポケモン』に例えるなら?」と投げかけてみると、ユーモアたっぷりの回答が続々と返ってきた。

「翔平は『エンテイ』だね。王者の風格があって打撃は爆発力があるし、まさに帝王そのもの。ヤマ(山本)は『スイクン』。ピッチングだけでなく、いつも何ごともスムースで軽やかにスイスイとこなしてしまうから。佐々木は『ライコウ』。(投球が)雷のように超速いから(笑い)」

 大谷&山本&佐々木の日本人トリオを、ゲーム内で「三犬」として扱われる強力な伝説ポケモンになぞらえた。

 なお、バンダ自身は自分を例えたキャラクターとして、足首にタトゥーを入れるほど大好きな「ゲンガー」をピックアップ。「ゲームの中でもゲットするのが難しいポケモンの一つ。テレビ番組で彼の個性や成り立ちを知って素晴らしいなと思ったし大好きになったんだ」と明かした。

バンダが足首に入れた、大好きなポケモンキャラクター・ゲンガーのタトゥー.
バンダが足首に入れた、大好きなポケモンキャラクター・ゲンガーのタトゥー.

 ちなみに、この日のオープニングセレモニーを盛り上げた「ポケモン」の主役でもある「ピカチュウ」については「やっぱりエドマンだね。彼はなんでもできるから(笑い)」と解説した。

「ポケモン」にも負けない人気ぶりでファンの視線をクギづけにしたスター集団。バンダも日本のモンスターたちとともに2年連続の頂点を目指す。