〝欲望の町〟横浜でフィーバー!? ボクシングの大橋ジムは17日、横浜市内で会見を開き、5月28日に神奈川・横浜BUNTAIでWBO世界バンタム級王者・武居由樹(28=大橋)が同級8位ユッタポン・トンディー(タイ=31)と2度目の防衛戦、IBF世界スーパーフェザー級3位・力石政法(30=大橋)が同級1位エドアルド・ヌニェス(27=メキシコ)と同級王座決定戦を行うと発表した。初の世界戦が決まった力石は、勝てば所属ジムのある横浜市内にマンション購入、負ければ引退して世界一周の旅に出る考えを示した。

 待ちに待った世界戦だ。力石は名古屋市のLUSH緑ジム所属時の昨年3月にイタリアで行われた同級挑戦者決定戦を制したが、世界的に層が厚くマッチメークが難しい階級であることもあって、チャンスを求めて同年7月に大橋ジムへ移籍。この日の会見で同ジムの大橋秀行会長が「移籍2戦目で世界のチャンスをつかむ運もある」という形で念願がかなった。

 勝てばIBF世界ライトフライ級王者で29日に同フライ級王座に挑戦する兄・矢吹正道(LUSH緑)に続く世界王者となる。「やっとこの時が来たかと。世界チャンピオンになるために30年間生きてきた。勝ったらいつ死んでもいい」と意欲十分。「負けたら辞めます。世界一周でもします」と背水の陣を宣言した。

 戦績27勝1敗、勝利はすべてKOの強打者ヌニェスを「ただ振り回す選手ではなくて、うまくボディー攻めとかしてくる嫌なタイプ」と評したが「対策は100パターンぐらいある。内緒です」と不敵な笑みを浮かべた。

 燃える理由は他にもある。普段は名古屋在住だが、試合が決まると横浜市内でジムメートと共同生活しながら調整をする。移籍時には横浜のイメージを「欲望の町」、息抜きは「ナンパですかね」と語っていた色男は、住んだ感想を問われると「横浜はいいですよ」とニンマリ。「チャンピオンになったらマンションを買います。お得でラグジュアリーな。チャンピオンになったらフィーバーするんで、人生が」と欲望をかき立てていた。