阿部巨人の不安材料は解消されるのか。新助っ人のトレイ・キャベッジ外野手(27=前パイレーツ)が、もがき苦しんでいる。
14日現在、オープン戦で9試合に出場し、24打数6安打で打率2割5分も0本塁打、2打点と期待される豪快な一発がまだ見られない。来日初の1番で先発出場した13日のソフトバンク戦(みずほペイペイ)では2三振1四球に終わり、特に6回の第3打席は3球で見逃し三振に倒れた。
それだけに15日のドジャースとのプレシーズンゲーム(東京ドーム)からベストオーダーで臨む方針の阿部慎之助監督(45)は「キャベッジ君が打ってくれたら一番うれしいんだけどね」と期待を寄せつつも「すごい真面目過ぎるところがある。真面目なのか、神経質なのか…」と眠れる助っ人砲に頭を悩ませている。
チーム関係者は「キャベッジはもっと適当にやった方がいい。バットを振らなきゃ当たらないし、もっと自信を持って振りにいくべき。三振しても深刻な顔をしてベンチに帰って来るのではなく『こんな打席もあるさ』と口笛を吹きながら平然としているぐらいでいいよ」と指摘する。
さらに〝ミセリ事件〟を例に出す別の関係者も。キャベッジについて「休みの日に浅草観光にでも行って、もっと心身ともリラックスすべき。今は考え過ぎてしまっているからミセリぐらい不真面目な感じでやれば、ちょうどいいのでは」。2005年に巨人入りし、開幕から不振で二軍降格を打診されながら、それを拒否して4月中に解雇されたのが、当時現役だったダン・ミセリ氏(54)だ。退団当日に浅草を観光し、人力車に乗る姿が報じられて話題となった。
攻守とも精彩を欠く新助っ人が目覚めるのは、〝適当男〟になれるかが鍵になるかもしれない。











