広島の高卒6年目・玉村昇悟投手(23)が9日のヤクルト戦にオープン戦初先発。5回3安打1失点の好投で開幕先発ローテ入りを好アピールした。

 過去2度のオープン戦は、いずれも2番手以降の中継ぎ。自身が目指している一軍先発枠入りへは、結果が求められるマウンドでもあった。そんな舞台で玉村も「初回からファウルが取れていた。(打者が)けっこう詰まったりもしていた」と振り返った最速146キロの直球を軸に腕を振った。

 初回はこの直球とスライダーで2三振を奪い無失点で3人立ちあがると、5回まで最少失点に。3回に無死から味方守備のミスも絡み、2本の安打で1点を失ったが、なおも無死一、二塁から燕の2番・長岡以降、打者3人を斬って取るなど、簡単には崩れない粘り強さも披露した。

 新井貴浩監督(48)も「良かったね。真っすぐも走っていたし。ピリッとしていた」と小気味いい左腕の74球に合格点をつけた。ただ、先発ローテ入りについては、明言せず。登板後の玉村も「またしっかり結果を求めながら。もっと良くなると思うので」と、さらなるアピールに燃えていた。