サトテルの助言が捕手争いを混とんとさせるかもしれない。プロ5年目の阪神・栄枝裕貴捕手(26)が打撃面で好調をキープしている。
春季キャンプは一軍の宜野座組で完走。2日の教育リーグ・広島戦(SGL)では、あと少しで本塁打となる適時二塁打を放つなどアピールを続けている。本人も手応えを感じているようで「(キャンプの時から)よかったんですが、紅白戦でいい当たりが出て。やっぱり1本出たら形が分かりましたね」とうなずく。
その打撃には侍ジャパンに選出された同期入団で同学年の佐藤輝明内野手(25)からもらったアドバイスも大きかったようだ。栄枝は「輝とも結構ご飯に行って、いろんなバッティングの話をして。そこで聞いた意識を取り入れたのがよかったかな、というのもあります」と打ち明けた。
中でもキャンプで臨時コーチを務めた球団OB・糸井嘉男臨時コーチ(44)が持参し、話題になったクリケットバットを使った練習で佐藤輝からコツを教えてもらったのだという。
「輝はもともと(トレーニングを)やっていて普通にできてたんですが、自分はやったことなかったんで。クリケットバットでの打ち方をあいつに見てもらいました。今はその意識で打つようにしています」
そのおかげもあって打撃は好調のようだが、捕手陣は梅野と坂本が健在で高い壁として立ちはだかる。6日に甲子園で行われた全体練習で栄枝はキャッチボールやフリー打撃で調整。今季こそ一軍定着を目指すためにも「ピッチャーにあいつが座って大丈夫と思われるような行動、プレーを一つひとつ大事にしていきたいですし。あとは打つことが大事なんで、しっかり結果出してやっていきたいと思います」と表情を引き締めていた。












