財務省解体デモをめぐって著名人同士が言い争いをしている。増税反対などを叫ぶ財務省解体デモがSNSを中心に話題となっているが、賛否が分かれている。

 デモの無意味さを訴えているのが実業家の堀江貴文氏だ。ユーチューブで「財務省解体してもどうしようもない理由を解説します」との動画を公開。それに対して、前明石市長の泉房穂氏が「X」(旧ツイッター)で「『〝努力〟しようぜみんな。お前が貧乏なのは財務省のせいじゃねえよ。お前のやる気とか〝能力〟が足りねぇからだよ』との意見には賛同しがたい」と、動画内の堀江氏の発言を引用し反論した。

 泉氏は「誰もが〝努力〟したから金持ちになれるわけでもないし、誰もが高い〝能力〟を有しているわけでもない。だから政治が必要なんだと思う」と訴えた。

 今度は堀江氏が反応。「泉さん文章読めてる?笑。『お前が貧乏なのは財務省のせいじゃない』って話よ。能力が生まれつき低い人を救済するのは政治の役割であることを否定してない」とし、別の投稿では「財務省悪者にしてもなんも解決しないって話なんだけどな」と補足した。

 すると、さらに泉氏が投稿。「『文章読めてる?笑』と言われると自信はない。『お前が貧乏なのは財務省のせいじゃない』って言われても、増税されたら生活は苦しくなるし、『生まれつき』に限らず困った時に『救済するのが政治の役割』だと思うし、〝文章〟ではなく、〝スタンス〟の問題のような気がする…」と立ち位置の違いを強調した。

 著名人同士で話題になるほど注目されている財務省解体デモは今後どうなるのか。3月中旬に本格的なものが告知されているが、それ以外にもデモ活動は行われているという。永田町関係者は「先日、財務省前で集まって声を上げている人たちがいましたが、監視してる警察や公安っぽい関係者の方が参加者より多かったんじゃないかという規模でした」と明かした。

 3月中旬のデモにはどれだけの人が集まるのか。